我が家の5人の子供たちは、みんな自然の 中で遊ぶのが好き。そして生き物が大好きです。 また生き物を取り巻く環境や昔の人々の生 活にも関心があります。 それは毎週末、緑の多い公園や山登りに連 れて行くというのもありますが、毎月約 20 冊18年(合計4000 冊以上!)続けてき た読み聞かせの効果かもしれない、と思って います。 本を読み聞かせることは、様々な知識を広 げるだけではなく、親子で共感したり、時に はお互いの考え方の違いを知ったりして、親 子のコミュニケーションの場にもなります。 また、沢山の本に触れることで子供達に(そ して親にも)自分を取り巻く環境に興味を持 つ力が育っている気がするのです。 今回は、18年以上続けてきた読み聞かせの方 法やその時、子供達のお気に入りだった本を 紹介したいと思います。

長女0歳のときから始めた読み聞かせ

読み聞かせを始めたのは、長女0歳のとき です。きっかけは、TV でみた番組です。ある 少女が重大な脳障害を持って誕生しました が、両親の0歳の時からの読み聞かせによっ て、一生不可能と言われた読み書きも出来る ようになり、学校に行くこともできたという 話を見ました。なんでもすぐ実践してみる私 は、「こんな効果があるなら、健常児にも効 果があるのでは?」と思い毎日2〜3冊づつ 幼児向けの絵本を時間があるときに読み聞 かせるようになりましした。不思議なもので、 言葉がまったく分からない産まれたばかり の乳幼児も読み聞かせを楽しんでいるよう に見えました。私は、初めての子育てで昼間 子供と二人の時間も長く、自分の癒しにもな るので、長女の機嫌よく起きている時間を見 つけると、絵本を読んでやりました。

読み聞かせは、毎日寝る前に45分やった。
長女への読み聞かせは0歳のときから始めた。

長男・次男が産まれても続いた読み聞かせ

読み聞かせの習慣は、次に長男、次男、そして末娘の双子が産まれても続けました。続いた理由は、読んで いる親も楽しかったから。色んな絵本を読む とこんな描き方もこんな表現もあるんだ、と 大人の私も感動することがよくありました。 そして子供たちの反応がまた面白いのです。 大人の私が面白いと思うところと子供達が 面白いと思うところが一緒だったり、違って いたり。そして子供たちのコメントや質問が 楽しいのです。子供たちは、私が、読み流し てしまうところも細かく気づいて、逆に色々 なことを教えてくれました。 そんな風に続けているうちに、毎月数冊買 っていた絵本のせいで、絵本用の本棚は満杯 になり、とんでもないことになってしまいま した。そこで、家から歩いて行ける図書館の カードを家族全員分作り、毎月約 40 冊借り られるだけ借りて、その中で子供が好きな本 と私(母)が好きな本を順番に読んでいくよ うになりました。
今の図書館はとても便利です。ネットで蔵 書の検索ができて2〜3日で取り寄せがで きます。子供や私が気に入った本があるとシ リーズで何冊も借りて読んだりもしました。

読む時間

読み聞かせは、毎日寝る前、9 時〜9 時 45 分ごろです。小さい時は、子供はなかなか寝 たがらない時期があるので、「読み聞かせが 終わったら電気を消しておやすみ〜。」と決 めておくと、寝かしつけにもなりました。今 は子供も成長しましたが、この習慣 は子供達を同時に寝かしつけるのに良かったと思っています。

読む方法

我が家は子供たちは5人いっしょに子供 部屋で寝ていたので、そこで読み聞かせをしました。 子供たちは、読み始めても最初は集中して聞 かないことが多いのですが、読んでいるうち にだんだん落ち着いて聞くようになります。 毎日、2〜5冊の本を読みます。(最近は長 編が増えたので、1〜2冊になっています。) 私は、どんな本も、あまり抑揚をつけず、た だ一音一音ゆっくりはっきり読む様にして います。その方が日本語そのものが持つ味が 伝わってくる気がしますし、聞いている方も 落ち着いて聞けると思っているからです。 本を読みながら子供達から(母からも)沢 山の疑問や意見が出てきます。それは、読む のを中断して、聞いている皆で議論しました。 また読み進めながら時々母からクイズを出 したりもしました。「さあ、この後主人公は何 をしたでしょう?」「なんで主人公はこんな ことをしたのでしょうか?」など。それに対 して子供たちは、一人一人自分なりの答えを 言いした。最後に母から正解を発表すると、 子供たちは一喜一憂しました。

読み聞かせる本のジャンル

子供が好きな本と母が好きな本、両方読む ようにしました。

母が好きな本
・児童向けドキュメンタリー本(世界の子 供たちの生活、戦争体験談など)。
・最近発見した生き物に関する本 ・伝記
・学校の授業、家族旅行で訪れた場所に関 する児童向け図書

子供が好きな本
・紙芝居 ・落語など笑える絵本
・絵が可愛らしい絵本 ・幽霊、妖怪の本

好みははっきり分かれるのですが、両方読 むと、両方面白いことを発見するのです。自 分が好きな本以外の面白さも発見できるの が読み聞かせのメリットの一つだと思いま す。

読み聞かせる本のレベル

我が家の子供たちの年齢差は、一番下と一 番上が6歳半(今は長女が読み聞かせを卒業 したので今は4歳半)。そのため、好きな本 のレベルも変わってきます。そこで、毎日一 番年下に合わせたレベルの本(絵本など)と、 一番年上に合わせたレベルの本の両方を必 ず読む様にしました。 一番上に合わせた本となると、長編の字だ けの本が多くなります。それは、毎日少しず つ数回に分けて読みます。子供たち成長する にしたがって全員絵本よりも長編の本がだ んだん好きなり、今では、こちらが主流にな っています。

読み聞かせ卒業

中学生になるとき、子供達は読み聞か せを卒業していきました。それまでは、兄弟姉妹全 員一緒に聞いて、一緒に寝る、ということが続 いていたので、いきなりの卒業は驚きましたし、 寂しく思いました。読み聞かせは終わりまし たが、今も以前読み合わせた本のこと を話したりするのを聞くと、読み聞かせた内 容は一生残るのではないかと感じています。

今(2019年)は、末っ子の双子たちだけに読み聞かせ(というか一緒に読書)をしています。