• 読んだ日: 2016年~2019年
  • 読み聞かせの時間:15分
  • 子供の年齢:3歳~
  • メインテーマ:キノコの写真家の描いた「うんこ」の絵本。

この本は、我が家によく遊びに来る3歳の男の子(娘の友達の弟ちゃん)の大のお気に入り。 なんで子供って「うんこ」が大好きなのか、改めて不思議です。 「うんこ」が出てくるだけで大喜びしますよね。

糞土師の伊沢さんのお話に感動して購入

我が家は、もう10年キノコ観察をつづけています。

千葉菌類談話会いうキノコの研究会に入って、毎年10回ぐらいはキノコ観察のために野山を歩きます。

この本は、千葉菌類談話会の講演会でお話されていた伊沢正名氏から直接買わせて頂きました。

伊沢さんは、キノコの写真家として有名。伊沢さんの撮影された美しいキノコの写真は、沢山のキノコの図鑑や絵本で見ることができます。

この本にも沢山のキノコの写真が載っていますし、裏表紙もキノコの写真です。

そんな伊沢さんには、意外なもう一つの顔が・・・40年以上もトイレでうんちをしたことがないという「糞土師(ふんどし)」だというのです。

最初聞いた時「糞土師、何それ??」と思ったのですが、お話の内容はいたって科学的。

「うんち」が他の生命の食物となり分解され土となり次の生命につながていく様子をしっかりと観察されたという報告でした。

そして、「うんこ」を私たちは「きたない」ものとして扱うのはおかしいのではないですか?
そこを見直したとき、現代人の私たちと自然の間の厚い壁を取り除けるのではないですか?

それが伊沢さんのメッセージだったかと思います。

子供は「うんこ」を汚いとは思っていない

子供が「うんこ」が大好きなのは、この壁がまだ低いのだと思います。

だから毎日自分たちの中から出てきて、色んな形をしていて、色んな匂いをしている「うんこ」を素直に「面白い」と思えるのだと思います。

この本を読むと、大人の私にも「うんこ」が尊く思えてきて、「うんこ」を喜ぶ子供心が「正しい」ような気持ちになってきます。

そして、自然界の分解のしくみ、物質循環のしくみがスッと理解できる気がします。


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