「せんそうってなんだったの」全8巻 田代侑・NPO昭和の記憶監修を読み聞かせした感想です
  • 読んだ日: 2010年~2016年
  • 読み聞かせの時間:1話15分(1冊に2話×8巻)
  • 子供の年齢:10~12歳
  • メインテーマ:第二次世界大戦前後の人々の生活・気持ちを描いた物語。また物語の解説も分かりやすい図や写真入りで載っています。

悲しい戦争の記憶を読みやすい絵本に

「せんそうってなんだったの」は、子供に読み聞かせ良かったと思うシリーズです。全8巻。
1巻に絵入りのストーリーが2話ずつ入っています。

図書館でたまたま置いてあったのを借りて読んだところ、ストーリーが一つ一つドラマチック。子供も私も夢中になって読みました。

3年ぐらいして末っ子の双子たちがすっかり聞いたことを忘れていることに気づき、また全部読み直してやりました。

悲しいけれど最後はハッピーエンドのストーリー

このシリーズの物語には第二次世界大戦の戦時中の生活の様子、戦士の生活、人々の気持ちがリアルに描きだれています。

どれも、実体験に基づいて作られたお話です。でも、子供が読むために、めちゃめちゃ悲しい結末にはなっていない(ハッピーエンドが多い)ので、子供が怖がらずに読めます。それ大切!

戦争の悲惨さ、戦時中の貧しさ、貧しいながらも生き生きと生きる子供たち、逆に現代生活の過剰な豊かさ、そんなことを親子で考えるきっかけになります。

本当の悲惨さを知って泣いてしまった末娘

でも、失敗したのが、絵本のストーリーの後の解説にあった戦争体験者の本当のお話を末娘(当時5歳)に話してしまったんです。
「自分の娘を背中に背負って空襲の中を逃げたら、娘がいつのまにか死んでいたんです。夕焼け空を見ると、今もあの時の悲しみがよみがえってきます。」
その話を聞いた末娘は、その夜何度も泣いて起きてきて大変でした 汗。最終的にお兄ちゃん(当時7歳)に一緒に寝てもらってなんとか眠れました。
子供って大人以上に繊細なんですよね。

後日、私自身が東京大空襲に関する本を読んだのですが、空襲直後背中にしょった我が子が死んだことを嘆く母親の鳴き声は東京の街中に響き渡っていたそうです。戦争って本当に残酷です。

戦争と平和について知ることの大切さ

私の父と母は第二次世界大戦のときに13歳と10歳でした。

二人ともたまたま空襲を受けることはなかったのですが、その時の日本の様子、貧しさ、激動の時代のことははっきりと記憶にあります。

私は小さい時から、その話は何度も何度も聞かされ、戦争のことはとても身近に感じてきました。

これからの子供達は、祖父母からも戦争の体験を直接聞くこともありません。でもこれは私達日本人はけっして忘れてはいけない記憶ですよね。

私はそう感じて、戦争に関する絵本は積極的に読んでやるようにしています。

戦争を知ることにより、平和の大切さを理解できるのだと思います。


18年4000冊続いた読み聞かせ

読み聞かせは、2001年長女0歳の時から始めました。それから、長男・次男・双子の娘と全部で5人の子供が産まれましたが、読み聞かせを続け、気が付けば18年4000冊にもなっていました。
読み聞かせを続けてきた理由はこちらをご覧ください。

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